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アウターブランディングとは? インナーブランディングとの違いや分析・手法を紹介

公開日 : 2022.11.06
スキルアップ

TOP_アウターブランディング

自社ブランドに対する顧客の価値を最大限に高め、企業としてのイメージアップを図る取り組みをブランディングと言います。ブランディングは独自の価値を創造し、他社と差別化するために欠かせないマーケティング戦略です。

この記事では、社外を対象としたブランディングであるアウターブランディングについて、インナーブランディングとの違いや分析や手法について解説します。

アウターブランディングとは

アウターブランディングとは、消費者や顧客などの「社外」を対象に行うブランディングです。アウターブランディングは特定の商品やサービスを売るためではなく、自社に対してポジティブなイメージを持ってもらうことを目的としています。アウターブランディングを行うことで得られるメリットは大きく3つあります。

  • 企業認知と新規顧客の獲得
  • ブランドイメージ向上とリピーターの確保
  • 他社との差別化と収益の向上

イメージCMだけでなく、企業の社会的責任に基づいて行うCSR活動なども広義のアウターブランディングと考えることができます。自社のブランドイメージ向上という目的のもと、対外的に行う施策はすべてアウターブランディングといえるでしょう。

アウターブランディングはすぐに効果が出やすく、収益にも直結します。一方で、失敗すると既存顧客を失う可能性もあるため、市場を調査した上で慎重に進める必要があります。

インナーブランディングとアウターブランディングの違い

ブランディングにはインナーブランディングとアウターブランディングの2つの方法があります。インナーブランディングとは従業員やその家族などの「社内」を対象としたブランディングです。インナーブランディングは企業の理念を従業員に浸透させることによるブランドの価値向上を目的としています。企業のイメージは働き手によって左右されるため、社外を対象としたアウターブランディングと並行して実施することで、相乗効果が期待できるでしょう。

インナーブランディングとアウターブランディングの違いについて、目的と手法の観点から解説します。

  • 目的の違い

アウターブランディングの目的は企業の認知拡大とイメージの向上です。自社に対して良い印象を持ってもらい、最終的には自社製品やサービスの購入につながることを目指します。

一方、従業員向けに実施するインナーブランディングの目的は、企業理念の定着と従業員のモチベーションの向上です。会社の方針を理解し、目標に向かって従業員が一丸となって取り組むことで、従業員エンゲージメントの向上を目指します。

  • 手法の違い

アウターブランディングでは、顧客に対して自社をアピールすることを重視します。ターゲット層に対して伝わりやすい手法でアプローチするため、インパクトのある施策が好まれる傾向です。

一方、インナーブランディングでは従業員の共感と説得力を重視します。特定の従業員のみ共感できるような施策では、求心力を失ってしまう恐れもあります。

アウターブランディングの施策を実行する際は、インナーブランディングについても検討してみましょう。それぞれの施策がうまく機能することで、ブランドに一貫性を持たせることが可能です。

どちらから先に取り組むべき?

インナーブランディングとアウターブランディングは同時に取り組むと効果的です。実施の際は、まず社内へのインナーブランディングから実施しましょう。会社の理念やブランドの軸となるものを従業員が理解することで、会社として目指すべき方向性が明確になります。

インナーブランディングの成果を焦ってはいけません。売り上げアップという分かりやすい指標があるアウターブランディングとは違い、インナーブランディングは効果が見えづらい傾向にあるため、長期的な視点で考えることが大切です。インナーブランディングのメリットとしては、従業員のモチベーション向上や優秀な人材の確保などが期待できます。

一方で、企業としては短期的な収益率の改善を求められることもあるでしょう。売り上げアップなど具体的な成果を重視する場合は、アウターブランディングが適しています。つまり、企業が発展していくためには、短期的な成果が見込めるアウターブランディングと長期的な成果が見込めるインナーブランディングを同時に進めることがポイントとなります。

アウターブランディングのメリット

アウターブランディングのメリット

 

ここでは、アウターブランディングを行うことで得られる3つのメリットを紹介します。メリットを最大限に発揮できるよう、それぞれの注意点を知っておきましょう。

イメージの向上・認知度の拡大

アウターブランディングを実施することで、企業イメージの向上と認知度の拡大が期待できます。企業やブランドの名前を聞いただけで、ある程度具体的なイメージが浮かぶと、新規顧客を獲得しやすくなるでしょう。

また、既存の顧客を定着させるためには、ブランドイメージの向上も有効です。商品やサービスの魅力を発信することはもちろん、企業の取り組みに共感してもらうことで、リピート率アップが見込めます。

同業他社との差別化

ブランディングの戦略を練る上で、同業他社との差別化を意識することもポイントです。自社の強みをしっかりとアピールし、ブランドイメージを作り上げることで、顧客に選んでもらいやすくなります。商品を販売する会社であれば、機能面をアピールするだけでなく利用シーンを具体的にイメージしてもらうことを心掛けると良いでしょう。

また、開発者の声を発信することもおすすめです。誰がどのようなポイントにこだわって作った商品なのかを伝えることで、顧客に親しみを持ってもらうことが可能となります。あえてターゲット層を絞ることも、差別化につながります。

新規顧客・リピーターの獲得

新規顧客を獲得するためには、インパクトや意外性のある広告が有効です。実際にアウターブランディングの成功事例には「キャッチーなフレーズ」「つい口ずさみたくなる音楽」「メッセージ性の強いストーリー」を意識したものが挙げられます。

既存顧客に何度も選ばれるには、商品自体のクオリティの高さや会社としての対応力が求められます。会社としての対応力を強化するには、インナーブランディングによる従業員の意識向上が欠かせません。インナーブランディング施策も、最終的には収益アップに大きく貢献するのです。

アウターブランディングを行うための分析方法

アウターブランディングは効果が出やすく収益にもつながりやすい一方で、失敗すると既存顧客を失うリスクもあります。そのため、実施する際はより効果的な手法を取り入れましょう。ここでは、アウターブランディングに取り入れたい3つの手法として3C分析、PEST分析、SWOT分析の3つを紹介します。

3C分析

3C分析とは自社の強み、競合の動向、顧客ニーズから事業の方向性を決めるマーケティング手法です。3Cは、自社(Company)、競合(Competitor)、顧客(Customer)を指します。

自社、競合、顧客の観点から現状を分析し実際のアクションにつなげることを目的としています。また場所(Place)、価格(Price)、商品(Product)、プロモーション(Promotion)からなる4P分析と組み合わせることで、より市場にマッチした戦略を練ることができるでしょう。

PEST分析

PEST分析とは法律改正、所得変化、流行、新技術など自社を取り巻く外部環境から事業戦略を考えるマーケティング手法です。PESTは政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、技術(Technology)を指します。外部環境はマクロ環境と表現されることもあり、世の中全体の変化を意味します。一見すると自社の事業とは関係ないような事柄でも、マクロ環境を把握し俯瞰的に見ることで事業展開のチャンスや将来的なリスクを発見できるようになります。

SWOT分析

SWOT分析とは自社の強み、自社の弱み、ビジネスチャンスになる機会、事業の脅威の4点から課題や今後の展開を検討するマーケティング手法です。SWOTは、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)を指します。強みと弱みは内部環境、機会と脅威は外部環境に分類され、さらにそれぞれプラス面とマイナス面に分けて分析します。経営資源の最適化や意思決定の指標に向いているフレームワークの一つです。

 

アウターブランディングの手法

 

アウターブランディングを行う具体的な手法として以下の方法があります。

  • テレビ・ラジオCM
  • 新聞・雑誌広告
  • Webサイト・Web広告
  • SNS
  • イベント

テレビ・ラジオCM、新聞・雑誌広告は新規顧客の獲得に向いています。特定の商品やサービスを紹介するのではなく、ブランドの認知とイメージ向上を意識したインパクト重視の施策が良いでしょう。

Webサイト・Web広告、SNSでは、ターゲット層の顧客に効果的なアプローチが可能です。そのため愛着や信頼を感じられるような親しみやすいアプローチがお薦めです。

イベントでは従業員一人ひとりの行動も大切です。実際に顧客と接する機会は大きなチャンスであるとともに、インナーブランディングの成果が発揮される場でもあります。従業員がいきいきと働いている姿を見せることは、最大のアウターブランディングになるかもしれません。

ブランディングを成功させるポイント

インナーブランディングとアウターブランディングを同時に実施し、相乗効果をもたらすことがブランディングを成功させるポイントです。特にインナーブランディングは長期的な視点でじっくりと行いましょう。一方的に施策を押し付けるのではなく、従業員の声に耳を傾け意見を尊重するも重要です。従業員のモチベーションが向上すれば、サービス品質の改善や顧客の満足度アップも期待できます。

そのため、アウターブランディング施策としての広報活動だけでなく、従業員一人ひとりが自然と自社のイメージアップに貢献できる働き方を確立することが、ブランディングの成功のカギとなるでしょう。

また、ブランディングはすぐに効果が表れるとは限りません。自社のブランドイメージを広く定着させるにはある程度の時間がかかり、ブランディングの施策と効果の数値化は簡単ではないことも理解しておきましょう。

ブランディングを成功させるには、自社のブランドイメージや顧客満足度の調査を定期的に行い効果の把握・分析や施策の改善を根気強く続ける姿勢が大切です。

まとめ

アウターブランディングは企業が発展していくために欠かせない施策です。3C分析、PEST分析、SWOT分析などのマーケティング手法を用いて現状を把握できれば、新規顧客の獲得とリピーターの定着が見込めます。

また、長期的な収益化を実現するためには、インナーブランディングも重要です。顧客に対するアウターブランディングと並行して従業員向けのインナーブランディングを行い効果の最大化を目指しましょう。


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