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読まれない社内報はどう改善する? 読まれる工夫を紹介

公開日 : 2022.03.08  最終更新日 : 2022.03.13
スキルアップ

読まれる社内報にするには

「せっかく社内報を作っても読まれない」「どうすれば、社内報を読んでもらえるのか」といった悩みを持つ社内報の担当者は多いのではないでしょうか。社内報が読まれない原因を突き詰めると、社員が内容を「自分のこと」として捉えていない、必要性を感じていない、といった原因が挙がってきます。

今回は、読まれない社内報を改善するため、社員にどうやって「自分のこと」として捉えてもらえばよいのか、改善策を紹介します。

社内報が読まれない要因は?

読まれない社内報を改善したいなら、まずは読まれない要因を把握する必要があります。自社の社内報が読まれない理由に対して改善策を取ることが重要です。

まずは、社内報が読まれない代表的な要因を3つ紹介します。

読む必要性を感じていない

社内報が読まれないのは、社員が読む必要性を感じていないからかもしれません。内容を他人ごととして捉えてしまうと、わざわざ読もうと思わなくなるのは至極当然です。

しかし、社内報は多くの部署や立場の社員を読者とするため、全員に自分のこととして捉えてもらうのは難しい側面があります。例えば、ある一定の部署だけをピックアップしてしまうと、その部署と関係のない社員にとっては他人ごとになってしまいます。

社内報は、できるだけ広い範囲の社員が、「読みたい」と思える内容にする工夫が重要です。

写真やキャプション、見出しが平凡

文章はもとより、写真・キャプション・見出しが平凡な場合も、社内報が読まれない要因です。
社内報を開いたときに何が書いてあるか分からなかったり、ありきたりな写真しか載っていなかったりすると、読み手に興味を持ってもらえません。

社内報は見出しで読み手を惹きつけ、「読みたい」「面白そう」と思ってもらうことがポイントです。見出しを目で追うだけでも、内容のポイントが分かるように工夫しましょう。

図やイラストが少なく読みにくい

図やイラストが少ない社内報も、読まれない要因です。

手に取った雑誌やパンフレットを開いたときに、文字がぎっしりと書かれていてイラストがなかったら、読まずに閉じてしまうでしょう。

反対にイラストや図が豊富で、文字が多くないものはちょっとした隙間時間に読んだりめくったりしやすく感じます。読むか読まないかの判断は、社内報の第一印象が重要です。第一印象が、「読みやすそう」「面白そう」と思われる社内報を目指しましょう。

読まれる社内報にするにはどうすればいい?

前項では、読まれない社内報の要因を紹介しました。原因を把握したら、次は読まれる工夫を検討しましょう。

ここでは、読まれる社内報にするために、すぐにでもできる改善策を紹介します。

誰にでも役立つ情報を載せる

社内報を読むのは、企業にもよりますが、多くの場合20歳代〜60歳代と年齢が幅広いだけでなく、部署もさまざまです。読者のターゲットを絞るのが難しく、誰に向けた記事なのかが分かりにくくなることも、読まれない社内報の要因です。

読者のターゲット層が広い社内報は、できるだけ広範囲に読んでもらえるように、誰にでも役立つ情報も載せるとよいでしょう。

管理職向けの情報は、若手社員にとって他人ごとになってしまいます。そのため、休日の過ごし方やおすすめのランチなど、誰でも関係のある話題を取り上げるのがおすすめです。

ただし、ターゲットを絞るのは悪いことではありません。若手向けや中堅社員向けなどターゲットを絞る企画の裏で、誰でも楽しめて役立つ情報を盛り込むと良いでしょう。

部門を越える共通スキル

社内報の本質は、社内の伝達事項や役立つ情報を共有することです。

例えば、営業スキルを社内報の話題としてピックアップしたとしましょう。営業職の社員にとっては重要なトピックではありますが、営業部以外の社員にとってはあまり興味のない情報なので、積極的に読まれない可能性が高いと考えられます。

読まれる社内報にするには、部門ごとや部署ごとのスキルではなく、仕事上の共通スキルを取り上げるのがおすすめです。例えば、メールや電話のスキル、ExcelやWordファイルの使い方、コミュニケーションスキルといった話題であれば、全社員に向けて有益な情報になり得ます。社員全員のスキルアップを図れる情報について、社内報で共有すると良いでしょう。

読者アンケートを取り入れて身近に感じてもらう

社内報を自分のこととして捉えてもらうためには、参加型の企画を取り入れることもポイントです。

参加型企画の代表例である読者アンケートは、定番ながらも読み手にとって気になる話題を提供できます。また、社員のペット自慢やおすすめのランチスポットなど、読み手が楽しめる企画を立てましょう。

内容を他人ごとと捉えることで、読まれない社内報になってしまいます。しかし、読者アンケートやペットの写真、コメントなどを載せることで、自分も携わっているとの感覚が生まれます。読まれる社内報には、親しみを感じてもらえる企画作りが必要といえるでしょう。

たくさんの社員にスポットを当てる

社内報でインタビューする際、ある一部の部署や管理職に偏っていると、他人ごとに感じやすくなってしまいます。自分のこととして社内報を読んでもらうためには、よりたくさんの社員にスポットを当てることが大切です。

より多くの社員にスポットを当て、社内報への親近感を持ってもらうことが、読んでもらえる社内報にするポイントです。

読まれる社内報のネタ

読まれる社内報読まれない社内報を脱却したい! と思いつつも、興味を持ってもらえるネタが思い浮かばないと悩む担当者もいるでしょう。

そこで、ここからは読まれる社内報のネタを紹介します。

季節のアンケートネタ

社内報のネタに困ったら、まずは季節に関係する事柄に注目してみましょう。
読者アンケートに使えるおすすめの季節ネタは、以下のとおりです。

  • ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始の過ごし方
  • おすすめのお花見スポット
  • 母の日・父の日のプレゼント
  • もしも宝くじが当たったら
  • おすすめの手帳

2月や3月の社内報のネタとして、部署ごとのお花見で利用しているお花見スポットを紹介し合うのも面白いかもしれません。年末に差し掛かったら、おすすめの手帳や宝くじが当たった場合の使い道などのアンケートもおすすめです。

時事ネタ

時事ネタとして、社会動向や社内の動向に沿った話題も社内報のネタとして利用できます。例えば、テレワークの服装や会社近くのランチスポットなどがおすすめです。

テレワークを継続している企業であれば、在宅時に便利なアイテムやおすすめの服装を紹介すると、興味を持ってもらえるかもしれません。

インタビュー

社内報に載せるインタビューには、より広範囲の社員に興味を持ってもらえる企画にする必要があります。

  • 新入社員紹介
  • 入社3年目・5年目・10年目・20年目社員のインタビュー
  • 現役管理職が求める後輩
  • 若手社員による社内改善案
  • 育休から復帰した社員へのインタビュー

数年先を行く先輩のインタビュー記事は参考にしやすいため、できるだけ幅広い世代の社員にインタビューするとよいでしょう。

また、社内の課題改善を行うなかで、直接は話しにくいことを若手社員からアンケートを取る方法もあります。例えば、新しいシステムの導入やマニュアル作成など、業務効率の向上につながる改善案を出してもらうとよいでしょう。若手だけでなく管理職の社員の目にも止まりやすくなります。

社内報をWebアプリで作るメリット・デメリット

作業をする女性社内報の作り方には、主に次の2種類があります。

  • 紙に印刷して配る従来の方法
  • 専用アプリで作成してWeb上で閲覧する方法

それぞれの方法のメリットとデメリットを解説します。

紙媒体の社内報のメリット・デメリット

紙媒体で社内報を作成するメリットは、次のとおりです。

  • 手に取ってもらいやすい
  • デザインの自由度が高い
  • 新しい機材の導入が不要

社内報で紙に印刷して配布する方法は、置いてある社内報を手に取ってもらいやすくなることがメリットです。「なんとなく」「表紙が気になる」といった理由で、誰でも読みやすいでしょう。

ただし、紙媒体の社内報はメリットだけではありません。以下のようなデメリットがあることに注意しましょう。

  • 印刷に費用がかかる
  • データ分析ができない

紙で印刷すると、コストが高くなったり手間がかかったりするのがデメリット。また、後述するWeb媒体とは異なり、利用者のデータ分析ができず、読み手の反応が分かりにくいこともデメリットの1つです。

Web媒体の社内報のメリット・デメリット

ITの普及やテレワークの推奨により、社内報をWeb媒体で発行する方法も増えました。近年は社内報専用アプリも提供されるようになり、より簡単に運用できるようになっています。

Web媒体で社内報を作成するメリットは、次のとおりです。

  • 印刷コストがかからない
  • 発行後の修正も可能
  • 動画コンテンツも制作できる

社内報をWeb媒体で発行すると、テキストに限定されず、動画や音声など多様なコンテンツが作成できるようになります。

ただし、Web媒体の社内報は社員自らがコンテンツにアクセスしないと、読まれないデメリットもあります。そのため、更新時に積極的に告知する、Web媒体へのアクセスを手軽にする、といった対策も必要です。

読まれない社内報は「自分のこと」にすると改善する

社内報は読まれないものと思われがちですが、企画次第でより多くの社員が読んでくれるようになります。

読んでもらえる社内報にするには、掲載する情報を自分のことと思ってもらうことです。身近に感じてもらえる内容や誰でも実行できるスキルなどを紹介すると、興味を持ってもらいやすくなるでしょう。

また、テレワークが推進されている現在は、紙媒体からWeb媒体へ変更するのも読んでもらいやすくなる一つの方法です。在宅勤務でも読めて、印刷コストも下げられます。

もしWeb社内報を検討しているようであればウィズワークスの「社内報アプリ」がおすすめです。Webでの配信とアプリでの配信を同時に実施でき、より社員に浸透させられます。紙の社内報からWebへの切り替えを検討している場合や新たに社内報の導入を検討している企業のご担当者様はぜひご相談ください。料金や利用方法など、詳しい内容は「資料請求」ページからお気軽にお問い合わせください。


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