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社員に愛されるWeb社内報を手軽に作る!コンテンツ事例10選

公開日 : 2020.04.09  最終更新日 : 2022.01.26
企画・ネタ

社員に愛されるWeb社内報を手軽に作る!コンテンツ事例10選 タイトル画像

Web社内報を毎日更新したくても、日々の業務に追われてそこまで手が回らないと悩んでいる社内報担当者は意外と多いのではないでしょうか。今回は、手軽に作成できて、社員の関心や愛着心を高められるWeb社内報のコンテンツ10選をご紹介します。

Web社内報の更新頻度は「1カ月に2回以下」が39.0%

ウィズワークス発行の『社内報白書2020』によると、Web社内報の更新頻度は「1カ月に2回以下」の回答が39.0%と最も多くなっています。

Web社内報の発行目的やコンテンツ内容などは企業によって異なりますが、社内外の動き・ニュースをまとめたPDFを月に1〜2回載せているだけ、もしくは単純に他の業務に追われて更新ができていないだけ、といった実情がうかがえます。

また、従業員数別で比べてみると、従業員数が増えるほど更新頻度が高くなっていることが分かります。これは、従業員数が多いほど広報担当者の人員が多くなり、Web社内報の更新にかけられる工数が増えるからかもしれません。

『社内報白書』でWeb社内報の更新頻度について調査した結果を表した表

(出典:ウィズワークス『社内報白書2020』

Web社内報のコンテンツ10選

短時間の制作かつ大好評!取材コンテンツ

取材をする人

  1. 超単発取材記事

マーケティングリサーチを手掛ける株式会社マクロミルでは、自社のWebメディア『NOW』において、「早朝オフィス散歩」という企画を展開しています。

会社としての始業時間は10時ですが、朝型の働き方を推奨する企画意図もあり、8時ごろに早く出社した社員を取材し、9時には記事を公開。社員からの人気も高いそうです。

Webメディア『NOW』では情報の深さよりも速さを重視しており、この企画の制作時間はたったの15分。早く出社した人の写真と「今日早く来た理由」を一言載せるだけというとてもシンプルな記事であるため、とても取り入れやすく、かつ継続しやすい企画と言えます。

本企画は、優秀な社内報の企画を表彰するコンクール「社内報アワード2019」のWeb社内報部門でブロンズ賞を獲得しています。(出典:「社内報ナビ」3つのインターナルメディアで、組織の実行力を高める(株式会社マクロミル)

やっぱり気になる!仲間の姿や会社の思い

会社や社員をイメージした画像

  1. あの人の格言

社員が発した名言を募集し、一人ずつ紹介していく企画です。

会社や業務に関することはもちろん、人生にまつわる格言やちょっとしたユニークな発言でもいいでしょう。社員の人柄や仕事に対する思いが伝わりコミュニケーション促進につながります。経営陣の名言は社員の士気を高めたり、トップを身近に感じたりするきっかけになるかもしれません。

また、偉人の格言を取り上げて、自社の行動規範と絡めて紹介していく、という案もあります。

  1. 行動規範(クレド)紹介

自社の行動規範(クレド)を一つずつ紹介し、連載企画にすることもできます。各項目に込められた思いや社員への期待を添えることで、理解が深まります。

余裕があれば、番外編として行動規範を社員の実際の行動に落とし込んだ内容を盛り込んでみましょう。例えば「チームリーダーに昇格したAさんの働き方(行動)は〇〇で、これは行動規範の〇〇の項目に当てはまる。今後チームリーダーとして求められる行動は〇〇で、さらに上の役職に昇進するために期待されることは〇〇」といったように、具体的な行動例を出すことで社員が行動規範を自分事として考えられます。

  1. うちの会社ってこんなとこ

他の業界や競合他社と比べて自社が秀でている点や、自社の魅力を発信する企画です。

他社にはない特許技術や独自商品・サービスを紹介したり、日々の業務の中で感じた自社の社風を紹介したりするのもいいでしょう。社員が自社の魅力を再発見できる機会になるとともに、自社に対する誇りや愛着心を高めることができます。

多様化する職場を支えるコンテンツ

ダイバーシティをイメージした画像

職場のダイバーシティ(多様化)が進む中で、外国籍の社員や障害者雇用の社員とのコミュニケーションを深める企画です。職場内の交流がより円滑になります。

  1. グローバルあいさつ集

英語や中国語の一言あいさつ集、仕事でよく交わされるトーク集を紹介します。外国籍の社員の協力が得られれば、その社員の紹介も兼ねて記事に登場してもらい、仕事や日常生活で使える簡単なワンポイントレッスンをしてもらうのもいいでしょう。

  1. 手話の紹介

聴覚障害者の方とも交流できる、簡単な手話を紹介します。こちらも障害者雇用の社員に登場してもらえれば、親近感が生まれ、職場内でのコミュニケーションの増加につながります。

仕事に役立つミニ情報

仕事に役立つ情報をイメージした画像

  1. パソコンのショートカットキー紹介

業務効率化に役立つショートカットキーですが、意外と知られていない便利なものも多く存在します。なかなか自分から調べて勉強するという人も少ないため、日々の書類作成に活用できるお役立ち情報として重宝されるはずです。

  1. 天気予報、道路交通情報

Web社内報の特性を生かして、営業担当者やトラックの運転手など、外出が多い社員に向けて、毎朝情報を配信する企画です。

各事業所に向けて、天気予報や道路交通情報を発信するとともに、「今日は午後から雨なので傘を持って出掛けてね。道路もスリップやすいので運転には気をつけて!」と温かみのある一言を添えるのもいいでしょう。季節によっては、花粉情報や熱中症情報を発信する手もあります。

  1. おすすめの本紹介

仕事に役立つ啓発本や資格取得に関連する本を一冊ずつ紹介していく企画です。

番外編として話題の1冊や趣味を深められる本も紹介すると、社員同士のちょっとした会話のきっかけになるかもしれません。役員や各事業所の部長らを順番に取材し、おすすめの本をリレー方式で紹介していくと、その方々への親近感も湧き、部署の垣根を越えたコミュニケーションが生まれます。

社員の健康を守る

健康をイメージした画像

  1. 健康管理コラム

自分のデスクでできるちょっとした運動、電車や車での移動中におすすめのプチストレッチ法、体に良い食材・料理の発信を行う企画です。風邪予防、肩こり解消、冷え性改善、ダイエット、花粉症対策など、毎回テーマを決めてちょっとした豆知識を提供すると重宝されます。

余裕があれば社員にアンケートを取り、オリジナル健康法を集めて紹介していくのもいいでしょう。

会社の課題、社員の個性に合ったコンテンツを選ぶ

今回はすぐに手軽に取り入れられるコンテンツ案を紹介しました。ただし、どんなに手のかからない企画を作って配信しても、読み手に「自分には関係ない」「興味がない」「何を伝えたいのか分からない」と思われてしまっては、せっかくの情報発信も意味がありません。

会社が今抱えている課題は何なのか、読み手が本当に欲しい情報は何なのかを見極めた上で、社員の個性に合ったコンテンツを選ぶことが大切です。それが「社員から愛されるWeb社内報」を作る第一歩となります。


ウィズワークスの「社内報アプリ」はWebとアプリ一体型の社内報ツールです。社内で簡単に記事を更新できるほか、コメント機能やいいね!機能も付いており、双方向のコミュニケーションを生み出します。

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