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複数のサイトを一本化!つい見たくなる双方向のコミュニケーションツールへ

H.U.グループホールディングス株式会社

検査・関連サービス事業、臨床検査薬事業、ヘルスケア関連サービス事業など幅広い事業を展開するH.U.グループ。多くのグループ会社の集合体ゆえに重要となる「社内コミュニケーションの活性化」という目標に向き合い、その一環として2022年、グループ社内報を「社内報アプリ」にリプレースしました。グループの一体感醸成に取り組む、広報/サステナビリティ部 広報課の皆さんにお話を伺いました。

【導入目的】

  • 複数のサイトに分散していた社内の情報発信サイトを集約し、分かりやすい導線設計にする
  • 気軽に読めるコンテンツを増やし、コメント機能などを通じて双方向の社内コミュニケーションを実現する
  • 社員が会社で起こっていることや会社の仲間に興味を持ち、グループの一員であることに誇りを持つ

 

【課題】

  • コロナ禍に紙社内報からWeb社内報に転換したが、アクセス数が伸び悩む
  • 社内に複数の情報発信サイトがあり、各サイトへの入り口が異なるため混乱しやすい
  • 会社からの一方向な発信になりやすく、双方向の社内コミュニケーションが不足
  • グループ会社数が多く、組織としての一体感の醸成が必要

 

【効果】

  • ライトなWebマガジンのような社内報にしたことで閲覧数がアップ
  • 写真投稿コーナーやコメント機能などにより、社員が気軽に参加
  • 記事の掲載依頼が増え、双方向のコミュケーションツールに成長中
  • 直感的な操作性から、作り手側も多くの記事を更新していくことが可能に

■H.U.グループホールディングス株式会社

  • 事業内容:検査・関連サービス事業、臨床検査薬事業、ヘルスケア関連サービス事業、研究開発
  • 従業員数:11,561人(2023年3月時点)
  • 広報担当者様:広報/サステナビリティ部 広報課 耒本(くるもと)亜希子様、船岡真奈美様、鶴田美紀様

グループ内に混在していた多数の情報サイトを「社内報アプリ」に一本化

――Web(アプリ)社内報を検討することになったきっかけ、経緯から聞かせてください。

耒本さん: 元々、紙の社内報を発行していたのですが、コロナ禍でリモートワークとなったことで紙の冊子を手元に届けることが難しくなり、Web社内報に切り替えました。ただ、会社のニュースや情報を一方的に発信する形だったため、内容的に気軽には読みづらい社内報になっており、アクセス数が伸び悩んでいました。

また、Web社内報の他にも、社内の他の拠点が運営する情報発信サイトや社長ブログ、さらに日常業務で活用する社内ポータルなど、入り口の異なる社内情報サイトが複数存在し、読みたい情報にたどり着くまでのルートが煩雑になっていました。そこでこれらを1つに集約し、ここに来れば必要な情報がすべて見られる「プラットフォーム」を作ろうと考えました。

目指したのは、一方的に情報を発信するのではなく、社員からも情報が集まってくるような双方向のコミュニケーションツールです。これまでよりも気軽に読めるような記事、人にフォーカスした記事を多く掲載していくことで、ここが社員同士の会話が生まれるきっかけの場になれたら、との思いもありました。

というのも、当社グループは、元々は独立した会社の集合体ということもあって、会社として一体感を醸成するために、社内コミュニケーションの活性化は全社的な課題でした。20235月に実施した本社移転も含め、その課題を解決するためにさまざまな社内施策を実施してきました。その施策の一つがWeb社内報のリニューアルだったわけです。

――そのプラットフォームとして、「社内報アプリ」を選んだ理由を教えてください。

耒本さん:デザインと機能性、使い勝手など、他社ツールと比較する中で「社内報アプリ」が一番しっくりきました。トップ画面を開くと、サムネイル画像が並んでいるのでどんな記事がアップされているかが視覚的にパッと分かります。見てほしい記事のサムネイルをサイトトップのファーストビュー内に置くことや、人気記事ランキングを表示することができる機能が備わっており、ちょっとライトなWebマガジン風の社内報にしたいという私たちのイメージに合っていました。

また、以前のWeb社内報よりも頻繁に記事をアップしたかったので、操作性も重要な要素でした。「社内報アプリ」はテンプレートも使いやすく、ITに詳しくなくても、直感的に操作できるところも導入のポイントとなりました。また導入実績も多く、サポート体制がしっかり整っているところも安心できました。

 

トップ画面のデザインにこだわり、読みたくなるWebマガジン風に

――立ち上げ準備で大変だったこと、それに対してウィズワークスがお役に立てたことがあれば教えてください。

耒本さん:当初、それほどカスタマイズをする予定ではなかったのですが、いざ動き出すと、各方面からさまざまな要望が上がってきたため、カスタマイズをお願いすることになりました。そうした要望にも、ウィズワークスさんは次々にアイデアを提案して応えてくれました。

鶴田さん:質問のメールを送れば、内容に応じた担当者からスピード感をもって対応してもらえます。「テンプレートのここの色を変えたい」といった簡単なものから、「サイトトップに常時表示させるコンテンツを作りたい」「投稿写真がランダムに表示されるようにしたい」などシステム変更が必要なものまで。全て要望通りとはいかなくても「こんなやり方だったらできます」などと、こちらの思いを受け止めて、一緒に考えてもらえたのはうれしかったです。

――そして、202210月末、新しいグループ社内報「いっぷく」がオープン。反響はいかがですか?

耒本さん:社内からの評判は上々です。まず記事数が圧倒的に増え、内容のバリエーションも広がったことが評価されたのだと思います。中でも盛り上がっているのは、機能開発してもらったサイトトップ右下の「いっぷくフォト」です。社員から投稿された写真がランダムに表示されるもので、投稿数も増えています。

赤枠が「いっぷくフォト」。季節の風景、趣味、家族やペットとの1枚など、社員の個性が伝わる写真がランダムに表示され、にぎやかな雰囲気に
赤枠が「いっぷくフォト」。季節の風景、趣味、家族やペットとの1枚など、社員の個性が伝わる写真がランダムに表示され、にぎやかな雰囲気に

 

鶴田さん:閲覧数も伸びています。少しでも多くの人に見てもらえるよう、昼の休憩時間前の1130分頃に社内報のメルマガを出すといった工夫もしています。コメント機能がついたことで、実際に手を動かして関わってくれる人も多くなりました。社員の会話の中で「いっぷく」という言葉が出てくるようになり、双方向なコミュニケーションツールへと少しずつ進んでいる感じがします。

――どのような記事が社員の方には好評なのでしょうか。

耒本さん:リレー形式の社員紹介企画など、全般的に人にフォーカスが当たっている記事がよく見られています。新入社員紹介も反応がよかったです。そのため、会社のイベントやプロジェクトなどをお知らせする記事でも、その担当者を写真とともに紹介し、人柄が見えるように心掛けています。

本社移転プロジェクトに関連し、新しいカフェエリアで提供するコーヒーの試飲会をレポート。社員を巻き込んだ本社移転の様子を、過程をも含めて丁寧に伝えた
本社移転プロジェクトに関連し、新しいカフェエリアで提供するコーヒーの試飲会をレポート。社員を巻き込んだ本社移転の様子を、過程をも含めて丁寧に伝えた

 

――発行目的の達成に少しでも近づいている感触はありますか?

船岡さん:社内の様々なプロジェクトや取り組み、イベント発信の場として利用いただくことが日に日に増えています。あとは双方向のコミュニケーションの活性化ですね。みんなが参加して楽しめる形にしていくことがこれからの課題です。

耒本さん:社内を歩いていると「これ、いっぷくに載せられますか?」と声を掛けられることが多くなり、問い合わせも増えています。一部の部署には編集権限を渡し、記事を書いてもらうことも進めています。将来的にはみんなが会社や仲間に関心を持てるようになって、私たち広報担当以外からも記事が自発的にどんどん上がってくるような社内報になったらいいですね。

――「いっぷく」を作ってよかったな、と思われることはありますか?

船岡さん:「いっぷく」の取材や記事作成を通じて、多くの人とお話しできる機会がとても増えました。いっぷくに掲載したいとご相談いただけると、とても嬉しいです。各部署の皆さんの頑張りを、全社に伝えていけることが大きなやりがいになっています。

鶴田さん:私は「いっぷく」の制作を通じて、いろいろな人とコミュニケーションが取れて、会社についての知識が増えることがとても楽しく勉強になっています。これだけグループ会社の数が多いと、隣の会社のことや、隣の部署のことをよく知らない社員もいると思うので、私と一緒に知っていってもらうような気持ちで、これからも分かりやすく興味を持ってもらえる記事を発信していきたいと思います。

 

さまざまな施策との相乗効果で社内コミュニケーションを盛り上げたい

――今後やりたいこと、理想とする社内報の姿を教えてください。

耒本さん:社員がいきいきと働くことは、会社の成長につながります。社内コミュニケーション活性化という課題に全社で取り組んでいますが、「いっぷく」もその流れにのって、さまざまな施策との相乗効果によって今後さらにコミュニケーションを活性化していきたいと思います。そのためには、もっと気軽に参加してもらえるような仕掛けを増やしていきたいです。

理想は、みんなが自由に、自然にコミュニケーションできる自立自走型の社内報です。「会社が何かやるぞ」というときにはそれを伝えられる場となり、それを当たり前のようにみんなで一緒に盛り上げていける。そんな場所にしていきたいです。

――その思いの実現に向けて、ウィズワークスも引き続き伴走サポートさせていただきます。貴重なお話をありがとうございました。

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